阿蘇へ観光に来たなら、やっぱり阿蘇中岳火口へ行ってもらいたいですね! 世界一の大きさと言われる阿蘇のカルデラ地形を作ったのは、阿蘇の火山の山々です。何と 東西に17㎞、南北25㎞にも広がっているんですよ。その中心に位置するのが、中岳の火口です。
阿蘇の主役ともいえる阿蘇中岳火口は、今でもグツグツと火山活動を続けています。間近で火口を見下ろすと、その大きな火口の穴の中には神秘的な色の池があったり、そこから湧き上がる湯気が出てきていたりと、見たらきっとその迫力に圧倒されますよ。
登山でもしないと、火口へいけないんじゃないの?と思われている方もいるかもしれませんが、簡単に車でも行けます。火口間近に阿蘇山頂駐車場がありますよ!しかし!火口のそばまで行くためにはちょっとした条件がありますが・・・そこの所も含めて、阿蘇中岳火口の魅力と見どころ、アクセス方法等、ご紹介していきます。
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阿蘇中岳火口とは

阿蘇カルデラ内には、たくさんの山々が存在しますが、その山々をまとめて阿蘇山と呼ばれているようです。その中心となっている山が阿蘇五岳(根子岳・高岳・中岳・烏帽子岳・杵島岳)です。阿蘇五岳の中で、一番高い山が高岳(1592m)、その隣にある中岳(1506m)に火山活動が活発な中岳火口があります。
中岳の直径は600m、深さは130m。火口は南北に古い火口が点在していて、だいたい東西400m、南北1,100mにわたり広がっています。中岳火口は、火山活動によって、この先長い年月をかけて、まだまだ形が変わっていくのだと思います。
活発に火山活動している火口をこんなに間近で見れるなんて、世界でも珍しいので、国内外からたくさんの観光客が訪れます。標高が高いところにあるので、天気の変化も激しくて、晴れだったのに急に霧がかかって寒くなることもありますよ。九州だからといって、薄着で来てしまって後悔したーなんてことにならないように注意です(笑)
火口近くの駐車場から、少し歩いて中岳火口へぎりぎりに近づくと、黙々と煙がでていたり、火口にできた湯だまりのエメラルドグリーンのきれいな色を眺めることができます。火口の周りをぐるっと歩く遊歩道も整備してありますから、とっても歩きやすいです。
火口には、ガスの検知を表すランプが設置してあったり、火山砕屑物から身を守るためのドームが所々に設置してあったり、しっかり安全対策がされています。
中岳火口はそう簡単には見られない!?見に行く条件とは。
中岳火口へ近づくには、火山ガスが少ないときであること。火口周辺警報でレベル1であることという条件があります。自然の驚異には人間はどうすることもできませんね。運が良ければ中岳火口を間近で見ることができるということです!
火山ガス規制

火口へは何度も行ったことはあるのですが、何回目かの火口への観光の時のことです。さぁこれから阿蘇山上広場からいよいよ火口へ向かうぞ!と車に乗り込んで、阿蘇山公園有料道路があるゲートに行くと、何台か前の車が止まって前へ進まなくなってしまったころがあります💦
そして、係員さんが、やってきてゲートも閉めてしまいました。けれど、後ろには、同じく火口へ向かおうと並ぶ長い車の列が続いています。前の車は、係員さんに従ってどんどんUターンして帰っていきます。

えー!火山ガス規制がでたって何?

火口からガスがたくさん出ると、火口へは残念だけど行けないんだよ。常にガスを測定してみんなの安全を守ってくれているの。次は見れるといいね!
火口周辺にガス自動測定装置を6ヶ所設置していて、ガス濃度が一定以上を検出したら立入り規制を実施しています。そんな時は、火口見学は諦めて、阿蘇山上広場でお土産のお買い物を楽しんでください。運が良ければ、ガス規制がなくなったよ!とお知らせがくるこことも。またすぐ火口見学再開することもあって、行けるか行けないかはその時次第です。
※その他、気管支や心臓に疾患がある方、ぜん息を持っている方は、残念ですが、火口へ近づかないでくださいとのことです。
火口周辺警報
時々、「阿蘇中岳が噴火警戒レベル3になりました。」など、ニュースになることがあります。ガスの規制だけでなく、阿蘇の火山活動についても常に観測されていて、火口周辺警報が出されています。
噴火警戒レベル | 警戒内容 | 詳細 | その他 |
レベル 5 | 避難 | 危険な所から避難。観光はできないレベル | 有史以来、このレベルの噴火なし |
レベル 4 | 高齢者避難 | 危険な所、避難準備。観光はできないレベル | 有史以来、このレベルの噴火なし |
レベル 3 | 入山規制 | 概ね火口2km以内立ち入り禁止。登山禁止、火口、阿蘇山上広場へ行けない。その他観光可。 | 草千里へ行ける。 |
レベル 2 | 火口周辺規制 | 概ね火口1km以内立ち入り禁止。火口へは行けない。 | 阿蘇山上広場へ行ける。 |
レベル 1 | 火山活動静穏 | 火口見学可だが、ガス規制によりできないことも。 |
「レベル3(入山規制)」になると、中岳第1火口から約2キロ圏内の立ち入り規制することがあります。けれど、必要以上に怖がることはなくて、阿蘇を普通に観光できることを知っておいてほしいです。レベル3でも草千里にはいくことができますよ!
こちらで阿蘇中岳火口見学・噴火情報をチェック→※阿蘇火山火口規制情報
噴火情報を正しく知って、正しい警戒を!
火口周辺警戒レベルが上がった!と報道されたり、噴煙を上げる阿蘇山が報道されたりすると、大噴火が起きたかのようなイメージにとらわれてしまうことがあります。そのため、阿蘇に観光にきてくれる方の足が遠のいて、せっかくの晴天、観光日和でも、観光地が閑散とした寂しい雰囲気に、、、なんてこともあります。
警戒レベルをイメージではなく、正しく知ってもらって、安心して阿蘇の旅を満喫してもらいたいです。
阿蘇中岳火口で、お土産は買えるの?

火口見れなかったけど、その分くまもんのお土産いっぱい買ってよねー!

何?そのおねだりの仕方は(笑)
中岳火口へ向かう阿蘇山公園有料道路の手前には、一休みできる阿蘇山上広場があります。駐車場も広くて、きれいなお土産屋さん、トイレもあります。ガス規制などで中岳火口へは行けなくても、ここで阿蘇山へ上ってきた気分を少しでも味わってください。たくさんのお土産が売られています。
お土産さやんでは、くまもんの大きなオブジェがお出迎えしてくれますから、写真を一緒に取るのもいいですね!おすすめは、阿蘇山の火山灰で作られたくまモンのマスコットです。

阿蘇中岳火口へのアクセス方法
阿蘇中岳火口へ向かうには、車で火口の間近まで行く方法のほかに、登山や、バスでも向かうことができます!車で行くには、阿蘇山公園有料道路を通らなければ行けなかったり、阿蘇山上広場には無料駐車場や有料駐車場があったりと、少し複雑そうです。そこら辺を少し説明していきます。
中岳火口までのアクセスの順番としては、 阿蘇周辺→阿蘇山上広場(有料駐車場・無料駐車場)→ 阿蘇山公園有料道路 → 阿蘇山頂駐車場(無料)→徒歩で→中岳火口(無料)到着!
と、こんな感じになります。
様々な火口へのアクセス方法がありますから、
その時の観光予定に合わせながら、中岳火口へ向かう方法や道も選んでみてください。
まずは、阿蘇周辺から阿蘇山上広場へのアクセス

中岳火口へ行くには、阿蘇山上広場をまず目指して来てください。カーナビで道路案内はいくらでもしてもらえますが、まずは、阿蘇山上を中心にどのような道があるかを少しわかっておくだけでも、効率的に阿蘇観光を楽しめますよ!
南阿蘇村方面や、阿蘇市方面から向かう方法等、いくつかアクセスする道があります。バスだと阿蘇駅から阿蘇山上行きが出ています。
車で行くという方が多いようですが、その他、歩いて火口へ向かう方法もあります!登山好きの私にとっては、おすすめしたいアクセス方法です。
季節ごとに楽しみ方も色々。春には山上付近は、ミヤマキリシマが咲き乱れて、ピンクの絨毯に。冬は、雪で白くなることも多く、大人はぶるぶる震えて、こどもは、雪におおしゃぎということも!

〇南阿蘇方面・111号線阿蘇パノラマラインでアクセス
南阿蘇村を走る325号線、白水温泉瑠璃、ファミリーマート阿蘇白水店から111号線南登山道へ曲がる。そのまま道なりに山を登っていくと、突き当りに阿蘇山上への看板が現れるので、右に曲がる。
〇南阿蘇方面・新阿蘇大橋から298号線でアクセス
57号線から新阿蘇大橋を渡って阿蘇山上へ向かう道もあります。325号線を南阿蘇方面に進むと299号線西登山道と看板が現れる。そこを299号線へ曲がり、そのまま進むと突き当ります。右へ曲がり今度は298号線を進む。その後298号線はすぐに左にも曲がるようにうながされます。米塚を通り過ぎると、道が突き当たるので右にまがり、草千里を通り過ぎると、阿蘇山上へ到着です。
〇阿蘇市方面57号線から298号線で火口へアクセス
57号線から298号線へ曲がると、その道中には、猿回し劇場、そこをさらに上ると、ファームランドなど観光施設を通り過ぎます。その後、葉祥明阿蘇高原絵本美術館がある少し先で左に曲がります。米塚のきれいな山も見逃さないでください。
米塚をすぎると道が突き当たるので、右に曲がると、草千里が現れます。そこを通り過ぎると、阿蘇山上広場へ到着です。
阿蘇は、野焼きといって、草原を保つため年に1度草原に火を放ちます。そのおかげで、登山道路を登ると、高い木に景色がさえぎられることがなく、綺麗に開けている所が多いです。観光スポットにたちよりながら、阿蘇火口も目指すのもおすすめですよ!
〇阿蘇市阿蘇駅方面から火口へのアクセス
57号線の阿蘇駅の交差点で、111号線の東登山道へ。そのまま道なりに山を登り、途中、草千里を通り過ぎると阿蘇山上広場へ到着。
※阿蘇駅からは、山上広場へバスが運行されていますよ。運転なしで、ゆっくり景色を眺めたい方は、バスはおすすめです。阿蘇駅発が一日4便、阿蘇山上発が一日5便でています。
阿蘇駅発阿蘇山上行きバス → 産交バス情報サイト
阿蘇山上広場から中岳火口へのアクセス
いよいよ阿蘇山上広場にたどり着いたら、もう火口まで約1㎞です。次に、阿蘇山上広場からは、主に阿蘇山公園有料道路を通って中岳火口へ向かいます。例外として登山で向かうときは、有料道路は通らずに行けますが💦そこのところもあわせて、ご紹介します。
阿蘇山上広場には、有料駐車場と無料駐車場があります!お店の前に広がる大きな駐車場は有料です。しかし、この駐車場はなんと草千里の駐車場と共通駐車券になっていて、草千里で駐車券を購入した方は、ここではもう支払う必要はありません。もしくは、ここで駐車券を購入したら、草千里で駐車できることになります。
無料駐車場はわかりにくいのですが、お店がある大きな駐車場の反対車線側にあります。警察の看板がありますので、警察署がある方の駐車場へ向かってください。
・阿蘇山公園有料道路
阿蘇山上から車やバスなどで向かうときは、阿蘇山公園有料道路を通ります。阿蘇山公園有料道路にはゲートがあって、そこで料金を支払うようになっています。開門している時間が季節ごとに変わりますから、行く前にはチェックが必要です。
期間 | 時間 | ゲート閉門時間 |
夏季期間:3月20日~10月31日 | 午前8:30~午後6:00 | 午後5:30 |
秋季期間:11月1日~11月30日 | 午前8:30~午後5:30 | 午後5:00 |
冬季期間:12月1日~3月19日 | 午前9:00~午後5:00 | 午後4:30 |
阿蘇山上広場から車で火口へ
手っ取り早く火口へ!という方は、車でのアクセスが一番簡単です。阿蘇山公園有料道路を通って、火口間近の山頂駐車場へはすぐ着きますから、ゆっくり火口見学を楽しんでください。
阿蘇山公園有料道路料金 | |
普通車 | 600円 |
軽自動車 | 300円 |
二輪車 | 100円 |
阿蘇山上広場から徒歩で火口へ
時間と体力に余裕がある方は、ぜひ徒歩での火口をおすすめします!登山道がありますよ。途中、砂千里ヶ浜につくと、草木の生えていない別世界になります。
阿蘇山上広場から阿蘇山火口見学シャトルバスで火口へ 産交バス
以前は、阿蘇山上広場に車を置いて、ロープウェイで火口へ向かうこともできたんですよ。残念ながら今は動いていないのですが、代わりに火口見学シャトルバスが運行されています。5分で着きます。くまモンがデザインされたバスもあって、子どもたちも大喜び間違いなしです!
片道 | |
大人(中学生以上) | 500円 |
小人(小学生以下) | 250円 |
2022年11月から1日4往復しているようです。
時間 | ||||
阿蘇山上ターミナル発 | 11:20 | 12:50 | 13:50 | 14:45 |
時間 | ||||
中岳火口発 | 12:00 | 13:30 | 14:30 | 15:20 |
車で向かうのとはまた違った観光気分を味わえますよ。くまもんラッピングバスとの記念写真もお忘れなく。
その他のアクセス
登山好きの方は、阿蘇山上広場から火口への登山だけでは物足りなく感じるのではないでしょうか?そんな方におすすめなのが、仙酔峡からの登山でのアクセスです。現在、中岳、高岳への登山道は、安全確認のため使えないそうですが(2022年4月時点)、近々、仙酔峡からも登山で火口アクセスもできるようになることを祈っています!
まとめ
阿蘇中岳火口を見るためには、噴火警戒レベルが1であることと、火山ガスが出ていない時など、条件があります。運が良ければ、迫力ある火口を楽しむことができますよ!火口へ行けなくても警戒レベル2であれば、山上広場へ行くこともできますから、事前にチェックして楽しい阿蘇山観光にしてください!
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